休眠口座とは

部屋の片付けなどで書類の整理をしていて、使っていない金融機関の通帳やカードが出てきた経験はありませんか。そのような、長い間に預け入れや引き出しといった取引がされていない預金口座を「休眠口座」と言います。休眠口座として該当する期間は金融機関によって異なりますが、5〜10年の間に取引がなければ休眠口座扱いとされるところが多いようです。

しかし、ゆうちょ銀行は一部扱われ方が異なるので確認が必要です。ゆうちょ銀行は、2007年10月に実施された郵政民営化によってできた銀行です。それ以前に預け入れしていた定期貯金などの郵便貯金は、満期後20年2ヶ月を過ぎても払い戻しなどが無い場合、旧郵便貯金法により権利を失うことになります。ただ、普通預金や貯蓄預金は最後の取り扱い日から20年2ヶ月が経過していなければその日から10年が経過すると休眠口座として扱われるようになります。ちなみに定期貯金とは、一般の銀行の定期預金にあたるものです。

どちらにしてもゆうちょ銀行では、心当たりがある方は早めに手続きを済ませるように呼びかけています。手続きをする際には、預金者本人の住所や氏名など預金契約時の内容を証明する物が必要になったり、請求に時間がかかることがあるので注意しましょう。

それにしても、引越しなどで地方銀行を利用しなくなったり、口座を開設したものの次第に別の金融機関をメインに使うようになったりするなど、休眠口座になる理由はいろいろありますが、5年なんてあっという間ですよね。気づかないうちに休眠口座になっている人も多いことでしょう。休眠口座になったら、貯金していたお金はどうなってしまうのか不安に感じるかもしれません。もし、休眠口座になってしまっても、いつもどおり金融機関によって残高を引き出すことができますし、口座の解約もできます。また、近年は休眠口座にある預金を政府が管理して、国の資金として利用する法案も出されています。

ページの先頭へ戻る